ドラマー菅沼孝三さん 大腸がんで死去 62歳 娘・SATOKOが公表「旅立つ1ヶ月前までステージに」
2021年11月09日 12:04
芸能
「本当は昨年の6月から既にステージ4の大腸がんで 余命宣告を受けていましたが、周りには告げずに、懸命に闘病しながら、健康でも困難なペースで、様々な音楽活動、ライブ活動を続けて参りました」としたうえで「旅立つ1ヶ月前までステージに立ち、生徒を育て、旅立つ数時間前までビートを刻んでいました。ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでお知らせ申し上げます」と記した。
コロナ禍のため、一般の参列は通夜のみとし、告別式は家族のみで行うという。
菅沼さんは8歳でドラムを始め、1975年、15歳でプロデビューを飾る。数多くのスタジオワーク、CHAGE and ASKA、工藤静香、TOSHI(X JAPAN)、LOUDNESS、谷村新司、吉川晃司などの多くのアーティストのコンサートツアーに参加。精度の高いプレイで“手数王”の異名で親しまれていた。
今年9月24日に、大腸がんステージ4を公表し、治療に専念するため、演奏活動を休止することを公式サイトなどで発表していた。