前田裕二氏 両親失くし…稼ぐために始めた11歳路上ライブが商売原点 実感した「人は絆にお金払う」
2021年11月09日 12:10
芸能
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それは11歳だった小学校5年生の頃。幼い時に両親を亡くした前田氏は、早く自分でお金を稼げるようになりたいという思いから、駅前でギターの弾き語りをするようになった。オリジナル曲を披露しても客が集まらなかったため、カバー曲を歌うことに。すると、徐々に立ち止まる人が増えたという。客が増えてくると、今度は「客が立ち止まったら話す」ということを実践した。
「『どんな曲が好きなんですか?』とか。それで1週間後にその人の好きな曲を歌ってあげたりして、どんどん人間関係ができていくみたいな。人を立ち止まらせるのがいかに難しいかっていうのが最初のポイントだったんですけど、止まってくれたら千円になる、五千円になるって」と、そこで人との絆の重要性を実感。「商売の気持ちでやっていた」と振り返った。