妻でタレントの熊田曜子(39)を殴ったとして暴行罪に問われた会社経営者の被告(38)の第2回公判が9日、東京地裁(深野英一裁判長)で開かれた。2時間半に及んだ公判の冒頭、事件時に録音された生々しい音声データが流された。
公開された音声データには、熊田の「痛い!痛い!」という声など生々しい音が録音されていた。データは3分ほどで、被告の「お前ぶっ殺すぞ、ほんと、マジで。なんで軽々しく仕事してんだよ。ふざけんなよ!」と激高するような様子と何かを蹴るような音。熊田が「ちょっと、子供が起きるから」と応じると、さらに被告は「ふざけんなよ」と怒り、熊田の「痛い、痛い」という声が流れた。被告はさらに「正直に言えよ、オラ」などとたたみかけている。