次回から第2章「日本沈没編」突入!天海&常盤“友情復活”も束の間 1億2000万人移民計画

2021年11月14日 22:09

芸能

次回から第2章「日本沈没編」突入!天海&常盤“友情復活”も束の間 1億2000万人移民計画
日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」第5話。再会した天海(小栗旬・右)と常盤(松山ケンイチ)(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の小栗旬(38)が主演を務めるTBS日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」(日曜後9・00)は14日、15分拡大で第5話が放送された。
 <※以下、ネタバレ有>

 小栗が2010年10月期「獣医ドリトル」以来11年ぶりに同局の看板枠・日曜劇場に主演。1973年に刊行された小松左京による不朽の同名名作SF小説を原作に、当時も扱われた題材「環境問題」を2021年バージョンとして鮮明に描く。原作に大きくアレンジを加え、舞台は2023年の東京。国家の危機に瀕してなお、一筋の希望の光を見いだそうとひた走る究極の人間ドラマがオリジナルのキャラクター&ストーリーとして展開される。

 第5話は、恐れていた関東沈没が突然始まり、首都圏を中心に深刻な打撃を受けた。沿岸部にいた天海(小栗)と椎名(杏)も巻き込まれ、天海は頭部を負傷。天海の妻・香織(比嘉愛未)と娘・茜(宝辺花帆美)、椎名の母・和子(宮崎美子)らが乗った九州行きの避難バスが、東名高速道路・大木松葉トンネルの崩落事故に巻き込まれたという情報も入る。東山総理(仲村トオル)は国民に全力の対応を約束。常盤(松山ケンイチ)ら日本未来推進会議のメンバーは、不安を感じながらも被害状況の把握や被災者の救助などに全身全霊を注ぐ。そして、政府も国民も第2波を懸念する中、昼夜を徹してデータの検証作業を行う田所博士(香川照之)が一つの結論に達し…という展開。

 陸路を絶たれた天海と椎名は漁師(ガッツ石松)に助けられ、海路から松葉町立病院にたどり着き、香織と茜、和子と再会。避難所の運営を手伝う。そして、東山が避難所を慰問。天海は関東沈没の情報開示をめぐって決裂した親友・常盤との再会を果たした。

 常盤「おまえが情報を先に開示したことは正しかった。オレが問い詰めても、そのことを隠し続けたのは、オレを巻き込みたくなかったからなんだろ?おまえはすべての責任を1人で背負った。なのに、オレは…。自分が恥ずかしい。すまなかった」

 天海「やめてくれよ。思い上がってたんだよ、オレ自身が。被災して、震えたよ。もし茜や香織が助からなかったらと思うと、ただただ怯え続けることしかできなかった。なんにもできなかった。ここに来てからもそうだ。国民に寄り添うってことは、簡単なことじゃなかった。組織にいなければ、なんにもできなかった。いかに自分が無力か、思い知らされたよ」

 常盤「何言ってんだ、啓示。おまえの使命感が、何百万人もの命を救ったんだ。ここからが大変だ。首都圏の復興をどうするのか。どういう日本の未来を築くのか」

 天海「おまえがいれば何とかなるよ。頼む」

 常盤「何、オレに押し付けてんだ!おまえも一緒にやるんだ、啓示。未来推進会議に戻ってこい。また一緒に、国民のために闘ってほしい」

 天海は東山からも要請され、固く握手を交わした。

 関東沈没から2週間。首都圏は日常を取り戻しつつあり、椎名の毎朝新聞復帰も決定。天海&常盤の“友情復活”も束の間、田所は関東沖の海底地殻変動が再び観測され「悪い予感がする」――。

 次週予告。「第二章 日本沈没篇」のテロップが表示され、新章突入が明らかになった。田所は「1年後には日本が世界地図から消えてなくなるんですよ」と衝撃発言。「第二章の展開」として「世界への1億2千万人移民計画」のテロップも。ドラマ後半戦は原作同様、国民の国外脱出が描かれることになりそうだ。

 SNS上には「やはり最後の最後に不安な予兆が…最後の5分に衝撃展開流石っす!」「第2章、確実につらい展開。田所博士の表情に胸が痛くなりました。次週が待ち遠しいけど、見るのが怖い」「単一民族国家が移民になって生きてくのはキツい」などの声が相次いだ。
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