高石ともやが語る「年忘れコンサート」への思い 「グチを言わないコンサートにしたい」
2021年11月19日 17:01
芸能
今も週に1度はジョギングを続け「6年前に妻を亡くしてからは独り暮らしですが、健康で好きな歌を気兼ねなくやれて、同じようなメンバーとこのサンケイで発表できる。幸せですよ」と笑った。
サンケイホール時代から、年末は高石、年始は落語の米朝一門会が風物詩。故・桂米朝さんから「年取ってエラそうに落ち着いたらアカンぞ、躍動感がなきゃイカン」と言われたことが今も胸に残っている。高石は「ぼくもそういう年になって、米朝さんがおっしゃっていたことがよく分かる。だからこそジョギングも続けてるんです」と胸を張った。
コロナ禍に苦しむエンタメ業界だが、高石は「ステージでは“コロナ”って言葉がひと言も出ない、グチを言わないコンサートにしたい」とどこまでも前向きだった。