ずん飯尾 40歳でアルバイト生活も心折れず、芸人活動支えた大物3人の言葉を明かす
2021年11月26日 22:44
芸能
![ずん飯尾 40歳でアルバイト生活も心折れず、芸人活動支えた大物3人の言葉を明かす](/entertainment/news/2021/11/18/jpeg/20211118s00041000219000p_view.webp)
40歳でアルバイトをする生活。そんな時期に「とんねるず」の石橋貴明(60)の言葉に救われたことを明かした。食事を共にした際に「大丈夫だよ全然、続けていれば。この世界、面白いことちゃんとやっていれば一発逆転あるから」の言葉を受けた。飯尾は「響きましたね。逆転があるって。『2年前までいなかった人が今年テレビに映っているって人、いるでしょ?』って。勢いつける言葉を持っていますよね」と、しみじみ話した。
明石家さんま(66)からは「好きなことをやれているのって、幸せ」と言われたそう。「さんまさんも腹くくっているんだなって思いました。『いつ食えなくなるのか分からない世界で何が幸せって…。好きなことやってきているんやから、お前』って。そうだよなって思いましたよね」と飯尾。
当時のお笑いの流行は「エンタの神様」などに代表される、ポップでショートなネタ。飯尾のシュールな芸風は万人受けしなかったが、タモリ(76)には「時代は追うなよ」と助言された。「器用じゃないし、やり続けるしかないな」。飯尾は吹っ切れて、自らを貫く強い決意をした。「芸風を変えなかったのはできなかった、やり方が分からなかった。マリトッツォが今流行っているよって言っても、作り方分からないんだもんみたいな、ハハハ。うち羊かんだから」と、豪快に笑った。
辞めずに続け、変えずにやり続けた。彼の「誰も傷つけない」笑いは時代にもマッチ。2017年には48歳にして年間100本以上のロケに参加、ドラマやナレーターなどにも起用され活躍の幅を広げた。伸び悩み、心が折れかけている芸人へのアドバイスを求められた飯尾は、「好きに生きてくれって思いますね、自分で思ったまま。やめるなら辞める、やりたいならやる。もう本当に」と話した。