八千草薫さん 小磯良平が描いた25歳当時の肖像画が宝塚ホテルで展示 「宝塚OGと認識して」
2021年11月29日 14:50
芸能
神戸市立小磯記念美術館の岡泰正館長は「(小磯の神奈川県)逗子のアトリエで、ほとんど徹夜」での制作だったと指摘。当時多忙な2人、しかも締め切りのある週刊誌の表紙という条件が背景にあったという。作品は小磯のサインが未記入。「完成品でない味わい、気品をうまく捕まえられたとの気持ちがあったのだろう」と小磯は未完成のまま、アトリエに置いてあったという。
「映画での活躍があって宝塚歌劇団出身ではないと思われているかもしれないが、大先輩だったと改めて認識してもらえれば」。木場氏は同歌劇団の記憶が後世へと引き継がれることを願い、歓迎した。