希波らいと 花組新人公演に初主演で割れんばかりの拍手 舞台映えするルックスに堂々とした芝居運び

2021年11月30日 21:04

芸能

 宝塚歌劇団花組公演「元禄バロックロック」の新人公演が30日、兵庫・宝塚大劇場で行われ入団5年目の希波らいと(きなみ・らいと)が初主演を果たした。
 身長1メートル77と恵まれた体格、舞台映えするルックスで客席の目をひき、初主演とは思えないほど堂々とした芝居運び。カーテンコールでも「久しぶりの新人公演ということで、稽古場でも不安な思いで正直、押しつぶされそうになったこともありました。本日こうして、ようやく新人公演の舞台ができ、出演者一同、幸せな気持ちでいっぱい」と落ち着いてあいさつすると、割れんばかりの拍手が起こった。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、花組にとっては約2年ぶりの新人公演。希波は「本番を迎えられて感慨深いというか、下級生が結束してエネルギーを放つ場のありがたさをより強く感じました」。

 希波は2019年に上演された「花より男子」で、当時入団3年目ながらイケメン男子グループ「F4」に抜てきされるなど、注目の存在。今回、大劇場で初めて受けるセンターでのスポットライトに「照明の強さに正直驚きまして…。これを毎回されている(トップスターの)柚香(光)さんを尊敬しても尊敬してもしたりない」と話し笑わせた。

 また、ヒロインの美羽愛(みはね・あい)は「2年ぶりの新人公演ということで、今日という日が夢なのではないかな?という思いでした。心から感謝しかありません」などと話していた。
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