香取慎吾NHK主演ドラマ 追加キャスト11人決定 高良健吾が軍人役 親友役に片岡愛之助、妻役に平岩紙
2021年12月01日 13:42
芸能
歌舞伎俳優の片岡愛之助(49)は、香取演じる山本五十六と海軍兵学校の同期で親友の堀悌吉役。軍備拡大を求める風潮が強まる海軍にあって、山本に「戦争を避けることの重要性」を説き続ける。「大河ドラマ『麒麟がくる』でご一緒させていただいた大原監督にお声がけをいただいたこと、そして香取慎吾さんとドラマでは初共演、嬉しいことばかりです。 私が演じる堀は、映画で坂東三津五郎兄さんが演じられていました。そのことにもご縁を感じます。海軍で理想を追い求める五十六と断固戦争反対の堀。立場は違えど、互いに日本を思い、信頼し合い、熱く語り合う。そんな二人を表現できたらと思っています」とコメントした。
俳優の國村隼(66)は外交官の松平恒雄役。駐英大使として山本とともに交渉に臨み、山本の相談相手として精神的な支えとなる役どころ。また、女優の平岩紙(42)が妻の山本礼子役を務める。
ほか、渡辺いっけい(59)、嶋田久作(66)、中村育二(67)、市原隼人(34)、景井ひな(22)、伊武雅刀(72)、山本学(84)が出演する。
同作は太平洋戦争の始まりから80年、NHKの独自取材で明らかになった海軍内部の極秘文書に基づく実録ドラマ。
のちに真珠湾攻撃を指揮することになる海軍将校・山本五十六が、開戦前の昭和9年にロンドンを訪問。国家の命運を背負って米国を始めとする列強との軍縮交渉に臨む。交渉決裂回避の道を探る山本は、軍縮拡大を目指す本国の海軍首脳部から「結論ありき」の交渉を命じられる。板挟みになりながら、苦悩の末にある決断を下す、という内容だ。