寺島毅教授 オミクロン株感染拡大速度に懸念「より注意というか特別視してもいい」 3度目ワクチンは歓迎
2021年12月01日 17:37
芸能
寺島氏はオミクロン株について「より懸念した方がいいと思う」と指摘。「南アフリカからのデルタ株を凌駕している早さであるとか、判明している国の数、今後もそのような国が増えることはありえます」と感染スピードの早さを理由に挙げ、「最強の広がりを持っていたデルタ株を上回る可能性をもって、いくつか出て来た(変異株の)中でも、より注意というか特別視してもいいのかなと思います」と警告した。
国内ではこの日から、3度目のワクチン接種が開始された。寺島氏は「オミクロン株にどれくらい、3回目の接種の効果があるかデータはない」と前置きしつつも、「ベータ株、デルタ株など、これまでの変異に対しても、程度の差はあっても3回目接種によって抗体化の上昇、発症の予防効果があったと示されていました」とも説明。「3回目接種をして、免疫をより強化していくことが、オミクロン株が仮にまん延しても、少なからず予防効果の状況になるのかなと思います」と話した。