橋下徹氏 泉田衆院議員「裏金要求された」発言「党に寄付してねっていうことだと、ある意味ギリギリ」
2021年12月02日 12:36
芸能
自身のツイッターで、08年の大阪府知事選挙の際、自民党大阪府連から2000万円を要求され、1000万円を寄付したと明かしている橋下氏は「これが当選目的とか、選挙運動だったり、選挙運動をやってくれる運動員に対する報酬だってことになれば全部公職選挙法に引っかかってくる」とした上で、「地方議員の一般的な政治活動でっていうことで、党に寄付してねっていうことを言われると、僕は表のお金として寄付をしましたが、ある意味ギリギリですよね。だって僕が選挙直前に寄付をしたっていうのは、どう考えたって選挙運動用だろうと思われてしまえば、これは公職選挙法(違反)になるけれども、一般的な地方議員の活動のお金としてっていうことで僕は寄付をしたんですけどもね」と説明した。
そして「僕が最初、大阪府知事選に出た時は、自民党、公明党の応援を受けて立候補しましたから。公明党の方からはそういう要求はなかったです。自民党からは要求がありました」と明かし、「ただ、これ僕らもね、2012年に国政政党の日本維新の会をつくった時に、お金が全くないところから国政選挙に乗り出したんですが、この時には維新からの候補者1人について100万円を寄付してもらってます。日本維新の会の最初の頃はこれをやっています」とした。また「公職選挙法では、選挙名目で、当選させる名目での要求自体がアウトです」としつつ、「ただ日本の政治行政の1番の問題点、政党交付金にしても何にしても1番の問題点は政党を間に入れてしまうと、ほとんどが法律違反にならなくなるんです。政治献金でもそうですよね。もし個人が政治家に直接お金を渡して見返りに何かやってもらうと、完全に贈収賄ですよ。でも企業、団体献金というのはみんな大企業も自民党とかいろんな政党にお金を寄付しますよね。当然、見返りを求めて寄付しているわけですが、これは贈収賄にならないんですよ。政党を間に入れれることで全部クリアにしてしまうようなルールをつくっているのも国会議員自身なんです」と自身の考えを述べた。