ダンプ松本「嫌われることばかり考えた」悪役レスラー時代 実家に石、新車には傷…壮絶な嫌がらせ被害も
2021年12月08日 12:19
芸能
当時、悪役に徹していたダンプは「めちゃめちゃ嫌われることばっかり考えてんだけど、千種をいじめることが一番、嫌われる」と振り返った。憎まれ役だっただけに、私生活での嫌がらせ被害も多かったという。「千種が血だらけで、こういうふうになる(倒れる)と、次の日(実家に)石がボーンと投げられてくる。車を初めて買って、ピーってやられて(傷を付けられて)『ダンプ死ね』って書かれちゃうんだよ?10円玉で。バイクを買うと、バイクもパンクさせられる。自転車に乗ると全部バラバラにされる」と打ち明けた。
悪役というイメージが付きすぎたためのトラブルも告白した。「タクシーに乗ると、乗せてくれないのよ、運転手が。『おめえ、竹刀持ってるんじゃねえだろうな?』とか、『後ろから何かやってくるなよ?』という感じ」。MCの「メイプル超合金」カズレーザー(37)が「日本全国に味方がいない」と驚くと、ダンプは「いない。友達もいなかった。お母さんが千種のファンで、妹が飛鳥のファンで。怒るのよ、(実家に)帰ると」と笑わせた。
89年に長与が引退を表明し、クラッシュギャルズは解散。戦う理由を失った極悪同盟も活動を休止した。ブームは落ち着き、団体乱立状態となった今も、ダンプはリングに立ち続けている。それには理由があるという。「残るものがないというか、ベルトを取ったりもしていないんだけど、ジャガー横田さんが一番、46年やってるのかな?プロレスを。それを抜くことはできないけど、『何歳までやっていたでしょう』というのだったら、私が1歳、ジャガーさんより年上なので、ジャガーさんより3日でも、1日でも長くやれたら、ダンプの方が歳が上までやってたということで、それを頑張りたいです」と決意を語った。