横粂勝仁弁護士 国会議員の文通費で特権意識指摘「つまらないことには触れるなと直で言われた」
2021年12月08日 14:33
芸能
横粂氏は09年の衆院選に民主党の後任候補で立候補。選挙区では敗れたが、比例で復活当選し、1期務めた。MCの坂上忍(54)から議員時代の文通費について、「そこはちょっとノータッチでいた方がいいよというアドバイスはあったの?」と問われた横粂氏は「はい。『この問題、誰も得しないことなので、つまらないことには触れるな』って、直で言われますね」と暴露した。
横粂氏は国会議員の思惑として、「一致しているのは、与野党一致して特権を守ること」と指摘した。自民、公明両党は文通費に関する法改正は全会一致が必要との認識を持ち出したが、横粂氏は「全会一致の慣例というのはでたらめなルールで、別に法律で定められていない。赤信号、みんなで渡れば怖くない。みんなで渡るためで、誰かが反対しているからしょうがないんだよ、という言い訳」と批判した。
法改正について、横粂氏は「地方議会と同じように政務活動費としてやること」と提案。使途公開については、「議論を尽くす必要がない。『領収書を添付しない理由を一言で言って下さい』で、もうないんです。なので明らかにそうすべき」と強い口調で言い切った。