辻元清美氏 瀬戸内寂聴さんは「命の恩人でした」 偲ぶ会で涙「120歳まで生きてほしかった」
2021年12月09日 15:25
芸能
10月の衆院選で落選した立憲民主党の前議員・辻元清美氏(61)も参列。辻元氏は02年に秘書給与問題で議員辞職し、ドン底だった03年夏頃、寂聴さんの自宅で1カ月間暮らしたことがある。
「ちょうど“世阿弥”を書かれている頃でした。“命を取られることはない。自信を持って生きなさい”と言われた。心の支えになりました。もっと長生きしてほしかった。女性の道しるべでした。同じ女性としてお手本にしたい。私の命の恩人でした」
パワフルな寂聴さんのそばで暮らし、エネルギーをその後の政治活動につなげた。寂聴さんの19年10、11月、20年2月の法話が流され思わず涙。「120歳まで生きてほしかったですね。今は感謝しかありません」と故人を偲んでいた。