桂文枝を単に「いらっしゃいの人」と思っていたIT企業エンジニアが日本一! 社会人落語日本一決定戦
2021年12月12日 16:21
芸能
「新作落語が好き」で、先月30日に76歳で亡くなった三遊亭円丈さんの一門下で勉強。この日の「悪魔のぱぴぷぺぽ」はイヤな上司を悪魔の力で懲らしめる内容で「今までで1番受けた。文枝師匠にはまったかも」と大喜び。2年前に自身の4作目として作ったネタで「自分は上司との関係は良好です」と笑わせ「これからも新作をどんどん作ります」と意欲を見せた。文枝は「レベルが高かった。すぱらぴい大会れぴた」と優勝ネタに引っかけて笑いを誘った。
2位の「金木亭犀斗」こと山下勝大さん(34)は福岡大落研OB。今年2月に「猫化亭福笑」から高座名を変えて参戦した。「昨年はコロナ禍で辞退した。2年分の思いが詰まって、ここまで評価していただけるとは」と感無量の面持ちだった。
09年にスタートした日本初のアマチュア落語家・全国大会。今年は全国から265人が応募し、一次審査を通過した24~85歳までの147人が11日に池田市内6会場で開催された予選に挑み、10人が決勝に進出した。