「カムカムエヴリバディ」濱田岳 制作側「圧倒的に人の心を動かす力」

2021年12月13日 08:15

芸能

「カムカムエヴリバディ」濱田岳 制作側「圧倒的に人の心を動かす力」
連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で、帰還した算太(濱田岳)(C)NHK Photo By 提供写真
 13日放送のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で、俳優の濱田岳(33)が演じる橘家の長男・算太が戦地から帰還する姿が描かれた。
 妹・安子(上白石萌音)との再会場面で流れたのは「クリスマスに算太(サンタ)がやって来ました」とのナレーション。制作統括の堀之内礼二郎チーフプロデューサーは「算太はもともとクリスマスに縁が深いキャラクター。作者の藤本有紀さんがこだわりを持って名前をつけた。藤本さんは当初から、このナレーションをどこかに入れようと考えていたのではないかと思う」と話す。

 安子の義母・美都里(YOU)と算太の2人の場面は意外な展開。堀之内氏は「台本の段階で、どこまで共感が得られるものができるかと思ったが、濱田さんは圧倒的に人の心を動かす力を持った芝居ができる役者さん。この日は『濱田劇場』だった」と称えた。

 かつて安子に「あんたは疫病神じゃ!」と言い放った美都里も新たな一面を見せた形。堀之内氏は「美都里は最初は敵役のような感じだったが、女神のように昇華した。私たちも意外だった。藤本さんの優しさ、愛情を感じるキャラクターになった」と指摘した。
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