俳優の梅沢富美男(71)が14日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に出演し、母の死について語る一幕があった。
母が亡くなった時、舞台に出演するため九州にいたという梅沢。「その時ね、(出番の)5分前になっても支度ができなかったんですよ。なんでできなかったかわかんないんですけど、やる気がなくて」と回顧。その時に「『とんちゃん』って声が聞こえたんです」と、母の声で名前を呼ばれたという。「で、慌てて(妻に)電話を入れた。そしたら女房が泣きながら『なんでわかったの?今死んだよ』って」と、母の「とんちゃん」という声が聞こえた時と、亡くなった時が一緒だったと明かした。
妻から、母が亡くなったことを知らされると「よし舞台やらなきゃ」と思い、支度をして、舞台に出たという。当時を振り返り「初めての体験でしたね。初めておふくろの声が聞こえました」としみじみ話していた。