米倉涼子「ドクターX」は「不滅のドラマ」撮了に涙“師匠”岸部一徳が粋なサプライズ!無事完走「ホッと」
2021年12月16日 06:00
芸能
12月に入って迎えた撮影最終日。クランクアップの瞬間、同じシーンがなかった「神原名医紹介所」所長・神原晶(かんばら・あきら)役の岸部が米倉を労うため、突如「未知子~!」と呼び掛けながら現れた。敬愛してやまない“師匠”の粋なサプライズに、米倉は感動。熱いハグを交わすと、思わずあふれ出た涙が止まらなかった。
晶は未知子が“師匠”と慕う存在。第3シリーズ最終回(2014年12月18日)、手術適応外の重病に冒されたものの、未知子のオペにより命を救われた。シリーズ開始当初は岸部のことが怖かったという米倉も、第3シリーズ最終回までに「でも、今ではすべてを吸い込んでくれる、大きな一徳さんにすごく甘えていて、他界した実の父以上に慕っているかもしれないと思うほどなんです」「未知子の中で晶さんは相当大きな存在。彼女は思った以上に晶さんに甘えていて、ストレスを全部癒やしてもらっていたんですよね。未知子にとって晶さんは親にはできないような相談もできちゃう“特別な存在”なのですが、実はこれって私自身にとっての(岸部)一徳さんの存在とすごく重なるんです」というほどの関係性が生まれた。
第7シリーズには田中圭(37)高畑淳子(67)ら懐かしい面々も出演し、米倉は「『ドクターX』ファミリーのみんなが徐々にクランクアップしていく中、あらためてみんなの話を聞き『本当に愛情にあふれた素敵な場所だなぁ。仲間って大切だな!』と心の底から感じました」と感慨。「大切な仲間たちに支えられながら、全10話を無事に撮り終えることができて、今はホッとしています」と安堵した。
「『ドクターX』は、楽しいお芝居をしている場面もたくさんありますが、その裏でスタッフの皆さんがちゃんと医療について調べ、症例のない病気は扱わないなど、細部まで気を配っています。作品に関わるみんなが愛を込めて作っている『ドクターX』は、私の中で“不滅のドラマ”です!」と力強く宣言。ありったけの作品愛を“不滅”と表現した。
第9話は、今シリーズ最強の敵・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)のがんが判明。東帝大学病院から国内初の新型ウイルス感染者が確認されるという緊急事態も発生。最終回は、忍び寄る第2のパンデミック、蜂須賀に襲い掛かる命の危機に、未知子が立ち向かう。
■米倉涼子コメント
「ドクターX」ファミリーのみんなが徐々にクランクアップしていく中、あらためてみんなの話を聞き「本当に愛情にあふれた素敵な場所だなぁ。仲間って大切だな!」と心の底から感じました。今回のシリーズには田中圭くんや高畑淳子さんら、懐かしい面々も出演してくださって、あらめめて昔も振り返ることができましたし、とても楽しかったです。大切な仲間たちに支えられながら、全10話を無事に撮り終えることができて、今はホッとしています。
今回は、ずっと医療ドラマに取り組んできた中で、これまで以上に「人は生きていく過程で、時として思わぬ壁にぶち当たり、自分が思うようにいかなくなることも多々あるんだな」と実感するようになったシリーズでもありました。そんな中、さまざまな病気と闘ってらっしゃる方々、日々支えてらっしゃる身内の方々、そして医療に関わっている方々への尊敬の念が一層膨らみましたし、この気持ちをこれからも大切にしていきたいです。
「ドクターX」は、楽しいお芝居をしている場面もたくさんありますが、その裏でスタッフの皆さんがちゃんと医療について調べ、症例のない病気は扱わないなど、細部まで気を配っています。作品に関わるみんなが愛を込めて作っている「ドクターX」は、私の中で“不滅のドラマ”です!視聴者の皆さん、是非第7シリーズも最後まで楽しんでご覧ください。