松本潤 「嵐」紅白初司会時に中居から受けた金言明かす 本番途中ステージ裏にわざわざ駆けつけ…
2021年12月18日 16:48
芸能
11歳上の中居とのトークに「近年で一番緊張してます」と臨んだ松本。その中で、NHK「紅白歌合戦」での知られざるエピソードが明かされた。「嵐」が紅白に初出場したのは2009年。その時、白組司会を務めていたのは先輩の中居だった。そして、本番前に行われたリハーサルでのこと。ド緊張していた松本ら「嵐」のメンバーはスタッフからの確認を求める声に「オッケーです」と言って帰ろうとしたところ、中居がメンバーのもとへと駆けつけたのだという。
「『おい、お前ら、大丈夫か?』って。『PAのこととかマイクのこととか衣装のこととかカメラ割りのこととか全部気になったら言っていいんだよ』とかって。『もう一回やりたかったらもう一回やりたいって言わないと。この感じだとそのまま飛ばされて終わっちゃうぞ。大丈夫か、お前ら』って言ってくれて」と明かした松本。中居は「オレ、覚えてないな…」と照れたが、その時は気づかされた嵐メンバーが「気になることがあったら言わせてもらいます」と返して終わったという。
そして、翌2010年には中居からバトンを受ける形で「嵐」が白組の初司会に。この時の舞台裏について、松本は「本番が始まって僕らもド緊張して。慣れてないので僕なんか特に緊張するんですけど。その時に、僕らが曲紹介して、一瞬裏に行っていろいろ段取りを確認しているところに中居さんが来てくださって。『全然大丈夫だ』と。『でも、ゆっくりやった方がいい』『もっと間(ま)をもった方がいい』っていう話をしてくださったんですよ」と明かした。
「それは、演歌だったり歌謡曲だったり、スローな曲もあるから。そういう人たちが歌い終わって万感の思いというか歌い終わった顔を、気持ちをまだ途切れず作り続けている、届け続けている顔があるのに、その上に『どうぞ!』とかって。スタッフの方はね、気持ちがハイなんで。『次いってください』ってやるのに合わせると、こっちがテンパってるようになっちゃうから、そうならないように」と松本。「『全然できてるから』『とにかくゆっくり』『情感大事に』『アーティストの気持ちを大事に』『ゆっくりやっていいから』『全然平気だから』って」と中居から受けた金言を明かした。
感謝する松本の言葉に照れまくった中居は「これはオンエアだね!今のはオンエアだべ!」と照れ隠し。「なんで言ったのか全然分からないんだよな…」と当時の出来事を思い返していた。