神田正輝 仲良かった「パパ」に衝撃 誕生日直前に悲報

2021年12月20日 05:30

芸能

神田正輝 仲良かった「パパ」に衝撃 誕生日直前に悲報
神田沙也加さん Photo By スポニチ
 【神田沙也加さん死去 】 正輝にとっては、デビューから所属した芸能事務所「石原プロモーション」が解散した年の瀬に、それとは比較にならない衝撃に見舞われた。
 この日、都内にある自宅マンションはひっそりと静まりかえった。正輝は沙也加さんが転落する直前の18日午前、テレビ朝日系「朝だ!生です旅サラダ」に生出演。終了後、21日の誕生日を出演者やスタッフから祝われ、沙也加さんからも同様の電話があった。悲報が入ってきたのは、その直後。正輝のショックは計り知れない。

 一緒に暮らしたのは聖子と離婚した97年まで。沙也加さんが10歳の時までだった。聖子は98年に歯科医男性と再婚したが、2年半で再び離婚。沙也加さんが継父と深い関係性を築くこともなく、父親と呼べるのは正輝しかいなかった。

 確執など紆余(うよ)曲折があった聖子に比べると関係は良好だった。芸能活動を始めた沙也加さんがライブや舞台に出演するとまめに観覧。プライベートでもよく食事に出かけていた。

 2017年に開かれた沙也加さんの結婚式では、聖子が不在の中、新婦の父として一緒にバージンロードを歩いた。沙也加さんの著書「Saya Little Player」には「パパが何処(どこ)に居ても 見えなくても 沙也加を愛しているよ」と直筆メッセージを寄せていた。

 毎年10月1日の沙也加さんの誕生日に、電話で「ハッピーバースデー」を歌うのが恒例。音程が外れて「オリジナルメロディー」と冷やかされたこともあったが「パパありがとう」といつも喜んでくれた。電話がつながらない時も留守番電話にフルサイズで歌声を吹き込んだ。父の愛情がこもった歌声を届けることはもうできなくなってしまった。

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