田中美佐子「ウソ!?」 母の知られざる一面知り感涙「女優やっているのなんてビックリ」

2021年12月20日 21:01

芸能

田中美佐子「ウソ!?」 母の知られざる一面知り感涙「女優やっているのなんてビックリ」
田中美佐子 Photo By スポニチ
 女優、田中美佐子(62)が20日放送のNHK「ファミリーヒストリー」(後7・30)に出演。自身の母親について、知られざる一面を知り感涙する場面があった。
 著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材する番組。田中は島根県隠岐諸島出身。1959年、父・皓さん、母・照子さんとの間に、4人兄弟の末っ子として誕生した。東京の短大に進学し劇団に入り、役者への道を歩き出した。女優を目指したきっかけについて、「なんとなく物心ついた時からこれ(芸能人)になるだろうという意識が芽生えてきて、歌手になるのか俳優になるのかも分からず。『俳優になれば歌も出せるんじゃない』って母に言われて。その時に自分の中で決まったんです、とりあえず女優」と、明かした。

 番組の取材によると、母の照子さんは終戦後、隠岐で作られた青年団で芝居を披露していた。十八番は、侠客や芸人が各地を旅する人情劇・股旅もので、踊りも達者。当時の写真も公開され、照子さんの芝居を知る女性は、「照子さん、ここらで1番ぐらいだったもんなぁ、立ち振る舞いから違うわけだからな」「この辺の人は美佐子さんの名前が出たら照子さんの娘だって。お母さんの影響で女優さんになったんだと思って」と振り返った。照子さんは、田中の決めた道を常に応援してくれていたという。

 このVTRをスタジオで見ていた田中は「なに、(母は)役者だったってこと?知らなかったです。えー、ちょっと待って、ウソ!?」と動揺した様子。母から聞かされたことはなかったとし、感涙した。「女優としての母の写真?見たことないです。お母さんが女優やっているのなんてビックリ。1番のビックリは母が女優をやっていたという」と重ねた。「私がなぜ女優を選んだのか、勝手にお告げをもらったような気がしていたんですが、こういうつながりがあったから私、今ここにいるんだなって」と、感慨深げに話していた。
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