ハライチ M-1敗退直後は“晴れやかな気持ち”「優勝できる漫才師じゃない。15年かけて分かった」
2021年12月24日 12:15
芸能
審査員の松本人志は「めちゃくちゃ面白かったですよ。ラストイヤーで、こんだけ手の内が分かっているハライチが、全然違う。また岩井のそういう面を見せてくれるのは、すごく感動したんですけど」と話していた。
今回、M-1出場を決めた際、「M-1何のために出るんですか?メリットないじゃん、負けたらデメリットあるだけで」という声が多かったという。岩井は「でも、M-1ってテレビに出るための足掛かりとか、なんかのメリットのために出るわけじゃないのね。『M-1なんで出るの?』って聞かれたら『M-1で優勝するために出る』っておれらは思ってるのね」と熱く語った。
決勝前の心境について、岩井は「『最後だし優勝だ』って思ったけど、舞台袖まで行った時は、楽しすぎて『これはもう楽しもう』って思ったね」と話した。直前には、澤部と「楽しもう」と声を掛け合ったといい「熱かったね、あのとき。すごい状態だったな」と振り返った。
さらに「あっという間にネタ終わってね、点数が出たんだよね636点っていう。点数振るわなかったじゃないですか。そんとき『そうだと。おれらはM-1で優勝できる漫才師じゃないんだ。15年かけてそれが分かった』と思って晴れやかな気持ちになったね」と心境を語った岩井。澤部は「終わって楽屋戻ったときも、言ってたもんね。俺に向かって『おれらはM-1で優勝できる漫才師じゃないんだよ』って」としみじみ振り返っていた。