関智仁 積極的に表現活動の幅広げ「常にリスナーを意識」エンジン全開で真っすぐ進む
2021年12月26日 05:30
芸能
![関智仁 積極的に表現活動の幅広げ「常にリスナーを意識」エンジン全開で真っすぐ進む](/entertainment/news/2021/12/26/jpeg/20211225s00041000540000p_view.webp)
土曜日の朝。「おはようございます!」という関の朗らかなあいさつが、素敵な週末の始まりを知らせる。スポニチニュースへの復帰は2年ぶり。「今年も新型コロナウイルスの影響で外出を控えなくてはいけませんでした。でもその分、場所を問わず楽しめる音声コンテンツが盛り上がると思っていました」。聞く人たちをグッと引きつけるその声で、今だからこそこの場所に戻ってきた。
前回の19年と同じように、フリートークでは四輪モータースポーツの最新の動向を紹介している。整備士資格を持っており、休日には自らサーキットで愛車を駆ることもあるフリーク。今期もF1にフル参戦したアルファタウリ・角田裕毅の結果、WRC、スーパーGTなどのニュースをきめ細かくフォローしている。「ただ好きなだけではなくて、自分でチューニングもしています。内容の濃さはどこにも負けないぞと思っています」。レース規則の解説、電気自動車の技術開発、自動車整備のちょっとしたコツなどを披露してくれることもあり、誰が聞いてもクルマが楽しく分かりやすくなる内容になっている。
小学生のときに放送部で活躍したことが、声の活動を始めるきっかけだった。「機材が面白そう、自分の声が流れるのも楽しそう。そんな感覚でしたね」。ボイシーではスポニチニュースの他にも、個人チャンネルでも発信している。演劇にも俳優として出演するなど、表現活動の幅を積極的に広げている。
今後の目標の一つは、テレビ番組で声の仕事に関わることだ。「常にリスナーの方々の存在を意識しています。難しさを感じることも多いですが、いつも勉強になっています」。やりたいことにはエンジン全開で、ひたすら真っすぐ。関はポール・トゥ・ウィンの心意気で疾走していく。
◇関 智仁(せき・ともひと)1976年(昭51)7月26日、栃木県出身。小学校で放送部、中・高は吹奏楽部に所属。5歳からバイオリンに親しむ。現在は証券チャンネルのナレーションなどで活躍中。クルマの運転はもちろんマニュアル派。
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