東西の人気棋士が集結する「サントリー将棋オールスター東西対抗戦2021」の記者会見が25日、都内で行われ、藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含む4冠=らが出席し、26日の対局に向けて意気込みを語った。
今年新設された東西5人ずつの団体戦で、一手30秒の早指し。今年最後の対局となる藤井はファン投票で西軍1位に輝き「選んでいただき光栄です」と喜んだ。同2位の豊島将之九段(31)とは今年、王位戦、叡王戦、竜王戦と続いた「19番勝負」を繰り広げた。今度はその豊島と同じチーム。「対戦しないので安心している」と語り、豊島も「心強い」と呼応した。
ファン投票の東軍1位は羽生善治九段(51)、2位は永瀬拓矢王座(29)。他のメンバーも予選トーナメントを勝ち抜いた実力派。文字通り“オールスター”の対抗戦となる。