【紅白】「おかえりモネ」全撮影終了 百音ら幼なじみ10年越し卒コン!バンプは田中浜から「なないろ」

2021年12月31日 22:45

芸能

【紅白】「おかえりモネ」全撮影終了 百音ら幼なじみ10年越し卒コン!バンプは田中浜から「なないろ」
<第72回NHK紅白歌合戦>(左から)和久田麻由子アナウンサー、川口春奈、清原果耶、坂口健太郎、大泉洋(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 大みそか恒例のNHK「第72回紅白歌合戦」(後7・30)は12月31日、東京・有楽町の東京国際フォーラムから生放送され、スペシャル企画として今年前期の連続テレビ小説「おかえりモネ」の主要キャストがVTRながら一夜限りの再集結を果たした。ドラマ終了から2カ月、ゲスト審査員を務めるヒロイン・清原果耶(19)と相手役・坂口健太郎(30)に加え、King&Prince永瀬廉(22)蒔田彩珠(19)夏木マリ(69)らが顔を揃えた。主人公・百音(清原)ら幼なじみ6人の楽器演奏シーンを新撮し、中学時代に叶わなかった卒業コンサートが10年越しに実現。主題歌を担当したロックバンド「BUMP OF CHICKEN」はドラマの舞台になった気仙沼・田中浜の海をバックに「なないろ」を歌い上げた。
 「BUMP OF CHICKEN」は6年ぶり2回目の紅白出場。2001年発表の名曲「天体観測」を歌い終えると、「おかえりモネ」最終回(第120話、10月29日)のシーンが流れた。百音は“あの日”以来、閉じたままだったケースからサックスを取り出し、音を鳴らしてみる。そして、中学時代の吹奏楽部のシーンから「10年の時を経て――」のテロップとともに、舞台は体育館へ。百音はサックス、亮(永瀬)はトランペット、未知(蒔田)はクラリネット、明日美(恒松祐里)はフルート、三生(前田航基)はトロンボーン、悠人(高田彪我)はユーフォニアム。「なないろ」を演奏した。

 登米から菅波(坂口)サヤカ(夏木)翔洋(浜野謙太)川久保(でんでん)がリモート。6人の演奏を見守った。

 そして、再び「BUMP OF CHICKEN」のパフォーマンスへ。田中浜から「なないろ」を届けた。

 番組公式インスタグラムは「亀島中学校の卒業生のコンサートが10年越しに実現しました。NHK紅白の収録をもって『おかえりモネ』チームのすべての撮影が終了しました!久しぶりに幼なじみが集合し、終わってしまうのがさみしくなるような、とても温かい現場でした」と報告。

 倉崎憲プロデューサーも自身のツイッターで「BUMP OF CHICKENさんには主題歌『なないろ』を『おかえりモネ』の撮影でもお世話になった気仙沼大島の田中浜にて歌っていただきました。色んなシーンを思い返しながら、この曲のすべての歌詞も含めて皆さんの心に届けばという想いで現地で見守らせていただきました。本当にありがとうございました」と感謝した。

 「おかえりモネ」は朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」などやテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が丹念に紡いだオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を繊細に描き上げた。

 清原はヒロイン・百音役、坂口は医師・菅波光太朗役を好演。2人の不器用な恋模様は大反響を呼び、特に菅波はハッシュタグ「#俺たちの菅波」を付けた投稿がSNS上にあふれ、大人気となった。

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