2年ぶりの有観客開催のNHK「紅白」 実施本部長「お客様は、番組に大きな力を与えてくれました」
2022年01月02日 12:39
芸能
今回は、俳優の大泉洋、女優の川口春奈、同局・和久田麻由子アナウンサーが司会を務め、従来の「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という呼称を全員「司会」に統一。「紅白の区別なく、すべての出場者の方を応援したいと『司会』に統一しました」とし、「2年連続司会の大泉洋さんは、持ち前の明るさと話術で司会陣をリードしていただき、川口春奈さんも初司会とは思えない落ち着きぶりで、ともにご自身のカラーを十分に発揮され、まさに一体となって紅白を盛り上げてくれました」と称えた。
また「紅白歌合戦だけど『カラフル』。歌手のみなさんは、その『カラフル』をよりあざやかなものにして届けてくださいました。愛がいっぱい詰まった歌、魂を揺さぶられた歌、優しくも力強い歌、勇気づけてくれた歌、美しい景色との一体感、一人一人が輝いた華やかなステージ…など、それぞれの歌に込められた大切なメッセージが視聴者のみなさまの心に深く届いたと確信しております」とした。
最後には「第72回紅白歌合戦を終えた今、改めて思うことがあります。私たちの暮らしがまた、不安という影で覆われそうになっても、『歌』がみなさんの心に光を届け続けていくと。そして、紅白歌合戦は、今後も、そんな歌の力を余すことなくお届けしていきます」とし、「改めまして、すべての出演者のみなさま、制作にあたりご協力いただいたみなさま、そして全国の視聴者のみなさまに心より感謝申し上げます」と謝意を伝えた。