NHK大河ドラマ「青天を衝け」平均総合視聴率19・6% 前作「麒麟がくる」に及ばず
2022年01月04日 12:13
芸能
関西地区ではリアルタイム13・2%、タイムシフト6・5%、総合19・0%。個人視聴率は関東地区で、リアルタイム8・4%、タイムシフト3・4%、総合11・6%、関西地区でリアルタイム7・6%、タイムシフト3・5%、総合10・9%だった。
総合視聴率は、リアルタイム視聴とタイムシフト視聴、いずれかでの視聴を示す指標。タイムシフト視聴率は、リアルタイム視聴の有無にかかわらず、7日以内(168時間内)でのタイムシフト視聴の実態を示す数値となる。
俳優の吉沢亮(27)が主演を務めた大河ドラマ60作目。新型コロナウイルスの影響で、異例の昨年2月のスタートとなった。大ヒットした15年後期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」などを手掛けた大森美香氏が大河脚本に初挑戦したオリジナル作品。主人公は24年度上期に20年ぶりに刷新される新一万円札の顔としても注目され、「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家・渋沢栄一(1840―1931)。幕末から明治へ。時代の大渦に翻弄され、挫折を繰り返しながらも、栄一が青天を衝(つ)くかのように高い志を持って未来を切り開く姿を描いた。吉沢は大河初出演にして初主演。タイトルは若き栄一が藍玉を売るため信州に旅した時、険しい内山峡で詠んだ漢詩の一節から採った。