中村獅童 愛息・陽喜君の初おつかいに感涙「自分の息子ながらよくやった」
2022年01月08日 21:47
芸能
最初のおつかいは、獅童の着物の帯を自宅から事務所まで届けるというもの。無事にクリアしたが、おつかいはこれで終わらない。獅童は陽喜君に、初舞台の化粧で使う鏡台の筆立て、父と同じ緑色の座布団カバー、さらに精肉店でメンチカツとコロッケを買うという3つのおつかいをお願いした。意気揚々と出発した陽喜君だったが、そのまま自宅に戻ってしまい、母に「足が動かない」と駄々をこねる姿も見せた。
そんな陽喜君に、獅童は電話口から「お正月の舞台もなしになっちゃうからね。それをやれないと」と突き放す。自宅前で1時間もモジモジする陽喜君に、母も「じゃあもうやめよう。はる君は。舞台も立たない。刀も捨てる。お着物も捨てる」と厳しく言い放つと、陽喜君は泣きながら「お手伝い、する」と立ち上がった。映像を見た獅童は「ママがあんなに説得してたんですね。『捨てちゃう』とかね。言いながらママも泣いてたけど…」と驚いていた。
買い物に出た陽喜君は悪銭苦闘。精肉店では、獅童がいつも減量用に食べているという鶏肉を買ってしまい、生地店では「カバー」を「タワー」と言い間違えてしまった。何とか購入できたものの、今度はそのまま事務所へ戻ってしまった。
筆立てがないことに気づいた獅童は、もう1度買い物に行くよう背中を押したが、陽喜君は「疲れちゃったからここで休憩する」と再び“戦意喪失”。獅童が「やりたくないものはやりたくないでいいよ。自分のことだから」と諭すと、陽喜君は再び覚悟を決めた。
文具店では、父と同じ茶色の筆立てが見つからず、30分以上も粘ったが、結局別の色の商品を買って父の元へ。事務所の前で待ち受けた獅童は、「寂しかった?」と涙ぐみながら陽喜君を抱き寄せた。ご褒美に初の隈取りをしてもらった陽喜君は、「めっちゃかっこいい」とご機嫌だった。
涙をこぼしながら息子の奮闘ぶりを見守った獅童は、「自分の息子ながらよくやったと思いますよ」と胸をなで降ろしていた。一方、この日は夫婦と疲労困憊(こんぱい)だった様子。「あの日は疲れ果てて、子供に食事させて、寝かし付けて、夫婦ともに力尽きて、久しぶりに即席麺食べました。今日はそれでいいよって」とも打ち明けていた。