渡辺王将「勝って一面飾りたい」、藤井竜王「一手一手深く考えて熱戦に」王将戦第1局あす開幕
2022年01月08日 19:41
芸能
また、第71期から特別協賛として王将戦を支えるALSOKの青山幸恭代表取締役社長・最高執行責任者は「警備会社も将棋と同様に“攻めと守り”が大切。テロや災害の状況下ではあらゆることを想定して先回りして行動している。本七番勝負は日本国民全体が釘付けになっていると思う」と激励した。
渡辺王将は、「昨年70期の節目を迎え、藤井竜王は新しい時代にふさわしい挑戦者。過去6度、掛川での対局を経験しているが、前日会見やこんなにたくさんのカメラに囲まれるのは初めてで緊張している(笑い)」と笑いを誘った。さらに、自身も定期購読している本紙も触れ、「この1週間は正月紙面など王将戦の記事が一面を飾ることが多かった。野球やサッカーがオフシーズンとあり王将戦が一面になると読んでいる。ぜひ対局に勝って一面を飾れるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。
一方、王将戦初登場の藤井竜王はやや緊張した緊張した面持ち。「初めて掛川に来ることができて嬉しい。さきほど検分で二の丸茶室に伺ったが、対局場から掛川城の天守閣が見えて、すばらしい対局場だと思った」。明日の開幕を前に「2日制になるので、一手一手深く考えて熱戦にできるように頑張りたい」と静かに闘志を燃やした。