「鎌倉殿の13人」大泉洋「大河に出たのか、LIFEに出たのか」“愚痴”1分38秒 頼朝&政子の初対面
2022年01月10日 05:00
芸能
「鎌倉殿の13人」は2020年11月16日からは5日連続、総勢24人の豪華キャストを番組公式ツイッターで発表した。脚本の三谷幸喜氏自ら動画に登場し、閣僚名簿を発表する官房長官のようなスタイルで読み上げる異例のスタイルを採用。大きな話題を呼んだが、さらなる“秘策”を用意していた。
<※以下、ネタバレ有>
希代のヒットメーカー・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。
第1話は「大いなる小競り合い」。1175年、平清盛(松平健)が大権力者として君臨していた日本。伊豆の地では、北条義時(小栗)が兄・宗時(愛之助)、姉・政子(小池)らと、のんびり暮らしていた。しかし、流罪人・源頼朝(大泉)が義時の幼なじみ・八重(新垣結衣)と恋仲になり、男児を産んだことで状況は一変。清盛から頼朝の監視を任されていた八重の父・伊東祐親(浅野和之)は激怒する。頼朝が姿をくらます中、北条家にも捜索命令が下り…という展開。
しかし、実は宗時が「平家をぶっつぶす」と北条館の離れ屋に頼朝を匿っていた。頼朝に食事を運んだ政子は一目惚れ。頼朝が「名は何と申す」と聞くと、政子は「大根汁でございます」。次に食事を運んだ際は、頼朝の気を引こうと、政子が体をクネクネ。コントさながら、視聴者の爆笑を誘った。
大泉の音声コメント(1分38秒)は以下の通り。
▼政子との初対面について「頼朝さんとしては『とてもユニークな女性に出会ったな』という印象なんでしょうかね。今回撮った2つのシーンっていうのは、どちらも面白いシーン、割と面白めだったものですから、頼朝さんとしては『何かちょっと変わった女性が目の前に現れたな』っていう印象なんでしょうかね。大泉洋としましては、大河に出たのか、(NHKのコント番組)『LIFE!』に出たのか、イマイチちょっと分からないなっていう。ひょっとして、これ『LIFE!』かな?っていう。どこかで内村(光良)さんとか、ムロ(ツヨシ)君とかが出てきそうな。あとね、頼朝と政子っていう歴史上のこの2人の出会いのシーンを『面白くする必要があるんでしょうか?』って、あらためて三谷さんに問いたいですけどね。今日の最後のシーンを撮っている間に、小栗君がやってきて『何やってるんですか?』って怒ってましたからね。『いや、これはあの…』みたいな。なんで我々が主演に怒られないといけないんだっていう。私たちは台本の通り、やっているわけだから。本当にね、三谷さんにはこれ以上、頼朝を面白くするのはやめてほしいと思いますね。すみませんね、ちょっと愚痴が多くなってますけど。三谷さんに送ってほしいな、このコメントを」