阿部寛主演　日曜劇場「DCU」　平均世帯視聴率16・8％好スタート！　同時間帯横並びトップ

　俳優の阿部寛（57）が主演するTBS日曜劇場「DCU」（日曜後9・00）が16日、25分拡大でスタートし、初回の平均世帯視聴率は16・8％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だったことが17日、分かった。個人視聴率は10・3％だった。 　同時間帯横並びトップをマークし、前クールの同枠「日本沈没」初回15・8％を1ポイント上回った。

　TBSが世界放送・配信を視野に入れ、ハリウッド作品を手掛ける海外の大手プロダクション、ケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作するオリジナル作品の第1弾。水中事件や事故の捜査のため、海上保安庁に新設された架空のスペシャリスト集団「DCU」の活躍を描くウオーターミステリー。阿部が隊長、バディを組む相棒を横浜流星が演じる。

　「DCU」とは「ディープ・クライム・ユニット（潜水特殊捜査隊）」の略称。海の多い島国・日本は、水中事件の解決率が地上の事件より低い。それを変えるのがDCUの“手錠を持ったダイバー”。海、河川、湖など、あらゆる水中に潜り、証拠を探して事件解決に挑む。

　阿部、横浜のほか、中村アン、山崎育三郎、市川実日子、趣里、高橋光臣、岡崎体育らが出演する。

　第1話には、阿部主演の日曜劇場の大ヒット作「下町ロケット」（2015年10月期、18年10月期）にレギュラー出演した歌手で俳優の吉川晃司も出演。第1話では、2022年、海上保安庁に「潜水特殊捜査隊」、通称「DCU」が発足。水際捜査に特化したエキスパート集団で、隊長となったのは、50歳を迎えた新名（阿部）。メンバーには海保のエリート・西野（高橋）、女性初の潜水士となった成合（中村）のほか、過去に水難事件で新名に命を救われた瀬能（横浜）もいた。最初の事件は頭骸骨が発見されたダム湖。警察には手が出せないダム湖の水底を新名たちが潜水捜査すると、思いもよらない景色が広がっていて…という展開だった。