女優の大竹しのぶ(64)が22日に放送されたフジテレビの音楽番組「ミュージックフェア」(土曜後6・00)にゲスト出演。今までで最も驚いた舞台上でのハプニングについて語った。
大竹は舞台上でのハプニングについて「長くやってるんで、たくさんあるんです」。その中で最も印象に残っているシーンとして挙げたのは、吉田鋼太郎と「シェイクスピア」で共演した際のエピソード。「殴り合いのシーンがあって。本気でくるから私も本気で殴るんですけど、そしたら“あ、血が出たな”と分かったんです」と説明。大竹は「あ、やばい! やっちゃった!」と焦ったそうだが、吉田は意に介さなかった。「鋼太郎さんが更にテンションが上がって、口の中に血をためて“パァーッ!“って血しぶきにしたんです」と告白。客は呆気にとられていたと振り返った。
皆が驚く中、喜んでいた人が一人。大竹は「蜷川幸雄さんが演出だったんですけど、蜷川さんは大喝采でした」と回想。ここでMCの仲間由紀恵が「それぐらいの気持ちでやらないといけないんだな、と思いました」と感想を述べると、大竹は「時と場合によると思います」と苦笑いだった。