萩谷麻衣子弁護士 濃厚接触者の待期期間は「もう少し短くしてもいいのでは…心配なのは学校と保育園」
2022年01月26日 12:19
芸能
新規感染者とともに濃厚接触者も増えることで、社会経済活動が制限されることが問題となっていることについて、大下容子アナウンサーから「濃厚接触者の待機期間、どのようにお考えですか?」と聞かれ、萩谷氏は「オミクロン株について、潜伏期間については国立感染症研究所の分析においても中央値が2・9日、米国の報告でも3日となっていますから濃厚接触者の待期期間10日というのは、もう少し短くしてもいいんじゃないかなと思います」と自身の考えを述べた。
そして「特に心配なのは学校と保育園。私が聞いたところでも同じ学区の中で、ある学校で1人陽性者が出ると、ほかの学校では陽性者が出ていないのに、とりあえず休校にするといった、国のガイドラインの基準よりももっと厳しい措置をとっている所があると聞いている。また学校側の問題ではなくて保健所が多忙で、学校で1人陽性者が出ると、保健所が濃厚接触者を特定して疫学調査を終えるまでに時間がかかってしまい、その間、休校にせざるを得ないというようなことも聞いています」とし、「子供の預け先がなくなると、親がパートなどの収入が減る、それは子供の生活がひっ迫することにダイレクトにつながってしまう。昨年から抑うつ状態が続いているというような子供も増えているということなので、あまり慎重すぎる対応は見直していくべきかなと思います」と話した。