柳沢秀夫氏 コロナ対応に「ここまで濃厚接触者増えてくると、画一的なルールで対応できない」
2022年01月26日 12:38
芸能
柳沢氏は、新規感染者とともに濃厚接触者も増えることで、社会経済活動が制限されることが問題となっていることについて、「ここまで濃厚接触者が増えてくると、画一的な一律のルールで対応できない、これはもう無理だと思います。やっぱり個別のケースに則して対応策を考えていくべきだと思いますけれども、その中でもカギになるのは検査だと思う」と指摘。そして「そこがしっかりしていないと感染拡大の危険性というものを放置することにもつながりかねない。そこも見ていかなければいけない」と話した。
また、「濃厚接触者の話がこのところスポットが当たって毎日のように取り上げられていますけど、一方で気になるのが感染してしまった時に速やかに医療、治療に結びつけるためにどうすればいいかっていう議論が少しないがしろにされてるとは言いませんけど、影が薄くなっていることが気になります」と言い、「すぐ検査をして診断を確定すればリスクの高い人には経口治療薬を投与できるわけですが、それが5日以内に投与しないと効果が期待できないということになれば、入り口の部分で医師にも十分に診てもらえない。検査で診断もできないとなると、気づいた時にはせっかくの経口治療薬ももう使えないということになりかねないので、この濃厚接触者の話と同時に、初期の段階でどうするかっていう、根詰まりをどう防ぐかということもしっかり考えていかないといけないんじゃないかなと思います」と自身の考えを述べた。