坂上忍　なかやまきんに君の事務所退所に本音「入ってらっしゃった方が…」　個人事務所の苦労告白

　タレント坂上忍（54）が28日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に生出演し、昨年いっぱいで吉本興業から退所していたことを発表したお笑いタレントなかやまきんに君（43）の決断に私見を口にした。 　きんに君は番組のインタビューに「夢があったんですけど、世界で活躍するようになりたいと言っていたんですよ。その夢をかなえたいというのがあって、退所を選んだんですよ」と、あらためて決断の理由を明かした。仕事の比重はお笑いよりフィットネスや健康にシフトしてくようで、既に健康食品のイメージキャラクターなど、CM依頼などが4～5件、寄せられているという。

　独立後について、YouTube動画では、「何が起こるか分からない。リスクもあるかもしれない。いろいろ自分でやらないといけない。そういったことを乗り越えた3年から5年というのは僕は違うと思います」と決意を示していた。

　個人事務所で活動を続けてきた坂上は「僕は個人事務所で40年だから、その僕からすると、いやあ…入ってらっしゃった方がいいんじゃないですか？」と苦笑いしながらコメント。その理由を「『個人でやっている方がもうかるんでしょ？』という人が多いんだけど、どういう体制を取るかによって（変わる）。ちゃんと守ってくれる人とか、ポジションで人にいてもらうと、1人で稼いだ分で何人もとなったら、もうけが薄くなるだけだからね」と説明した。

　一方で、きんに君の決断には、「それだけお金がかかってもやりたいことをやりたいんだ、というモチベーションになられたから退所の道を選んだと思う」と理解を示していた。