加藤浩次の子育て論 小遣いはお年玉でやりくり…徹底的な自立求め「失敗しろと、どんどん」
2022年01月29日 16:22
芸能
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そのうちの一つが、お金の管理という。「お年玉で1年間、それでやりくりしなさいというんですよ。毎月の小遣いとかはないよと。自分のお金を管理するということをまず、やらせたい。それは自立の一歩なんです」。年の初めに3万円ほど渡し、計画立てて使うよう伝えていることを明かした。
高校生になる長男は、それで大失敗したという。「その子は小学校くらいにそれをやり始めた時に、まあ…1月で全部使い切るわけですよ。おもちゃ買ったりとか」。その結果、2月くらいには貯金が底を尽きてしまったというが、追加の小遣いは一切なし。「それを一銭もあげないんですよ。『お前、約束だろ?』って。2月から『金ねえ…何も買えねえ。どうしたらいいんだ』みたいなことを言ってるんだけど」と振り返った。
そんな子供たちも、次の年からは学習するという。「半年くらいはこれくらい使って、年末に2万円くらい残ってるから、残した2万円で何とか買おうとか。計画を立てるようになるんですよ」。金銭面以外にも自立を促しているといい、「何かしろと言うこともないし、勉強しろとを言ったことも1回もないです。子供に」とも話した。
自身の両親も「放任主義っちゃ放任主義でしたね」という加藤。そんな環境で育ったこともあってか、子供たちには自分で考え、失敗しながら学んでほしいというのが、親としての願いだという。「先に『それをやっちゃダメだよ』とか、『それをやったらこうなるから、今はやめた方がいいよ』とか、やる前に親が言ったら、子供って成長しないと思うんですよね。失敗しろと、どんどん。さっきのお年玉の話じゃないけど、失敗して気づくことがいっぱいあるから、それを経験してほしいなというのが加藤家の教育理論というか」とまじめに語っていた。