「鎌倉殿の13人」第4話は堅調15・4% ガッキー弓矢が話題 4週連続横並びトップ&トレンド世界1位

2022年01月31日 09:10

芸能

「鎌倉殿の13人」第4話は堅調15・4% ガッキー弓矢が話題 4週連続横並びトップ&トレンド世界1位
東京・渋谷のNHK Photo By スポニチ
 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は30日、第4話が放送され、平均世帯視聴率は15・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが31日、分かった。テレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)の14・5%を上回り、4週連続の同時間帯横並びトップ。ツイッターのトレンドも「#鎌倉殿の13人」が4週連続の世界1位と反響を呼んだ。
 初回17・3%、第2話14・7%、第3話16・2%、第4話15・4%と堅調に推移。

 個人視聴率は初回10・6%、第2話8・9%、第3話9・7%、第4話9・4%。

 初回に関しては、同時・見逃し配信サービス「NHKプラス」による視聴UB数(ユニークブラウザ数=ウェブサイトを訪問した重複のないユーザー数)が23万。2020年4月のサービス開始以来、全ドラマのうち最多視聴数を記録(放送当日から見逃し7日間)。有料配信サービス「NHKオンデマンド」も08年12月のサービス開始以来、全ドラマ中、最多視聴数となった(配信2週間以内の比較)。

 初回の「視聴人数」(全国32地区で番組を1分以上の視聴した人数の推計値)は午後6時からのBSプレミアム組が21%を占める計算に。初回のタイムシフト視聴率(録画機器などにより放送後7日以内、168時間以内に視聴)は9・9%と16年の調査開始以来、大河ドラマ初回最高。本放送(総合テレビ)のリアルタイム視聴率だけで計り切れない“視聴スタイルの多様化”が進んでいる。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 第4話は「矢のゆくえ」。治承4年(1180年)8月、ついに挙兵を決断した源頼朝(大泉洋)の一党は、伊豆国の目代・山木兼隆(木原勝利)を討って初戦を飾るべく戦支度を始める。しかし、頼朝の乳母子である山内首藤経俊(山口馬木也)に助力を断られるなど、強大な平家の威光の前に思うように兵が集まらない。強気な兄・宗時(片岡愛之助)とは対照的に、自身の浅慮を後悔する北条義時(小栗)。そんな中、対岸の江間館で暮らす八重(新垣結衣)が義時に声を掛け…という展開だった。

 八重が矢を放つシーンがあり、新垣の凛々しい“勇姿”が話題を呼んだ。
【楽天】オススメアイテム