MC番組持つ人気芸人のコロナ感染相次ぐ…麒麟・川島に続きバナナマン日村、バカリズムも

　新変異株「オミクロン株」が猛威を振るい、2月に入っても芸能界、スポーツ界から新型コロナウイルス感染、濃厚接触者の報告が相次いだ。前夜にTBS「ラヴィット！」でMCを務めるお笑いコンビ「麒麟」の川島明（42）の新型コロナウイルス感染発表されたのに続いて、この日はお笑いコンビ「バナナマン」の日村勇紀（49）、お笑い芸人のバカリズム（46）とMC番組を持つ人気芸人の感染が判明。日村は妻のフリーアナウンサー、神田愛花（41）の感染も報告された。 　神田は1月31日夜に喉の違和感があり、病院でPCR検査を受けた結果、この日に陽性と診断。これを受けて日村もPCR検査を受けて陽性と判明した。夫婦ともに発熱などの症状はないという。日村の相方・設楽統は陰性が確認された。

　バカリズムはこの日、喉に違和感を覚えて念のためPCR検査を受けたところ、陽性と診断。妻でアイドルグループ「でんぱ組.inc」元メンバーの夢眠（ゆめみ）ねむさんは同日、自身のツイッターで「濃厚接触者に該当したため、PCR検査を受けたところ陰性でした」と報告した。

　お笑い芸人では、お笑いトリオ「東京03」の角田晃広、お笑いコンビ「カベポスター」の永見大吾、お笑いコンビ「流れ星☆」のTAKIUEこと瀧上伸一郎の感染も判明。お笑いコンビ「次長課長」の河本準一は昨年5月に続いて2度目の感染となった。

　また、シンガー・ソングライターの藤井フミヤは先月29日に発熱、体調の異変を感じて抗原検査を受けたところ、陽性が疑われたため再度PCR検査を行い、31日に陽性と判明。女優のともさかりえ、女優でタレントの及川奈央、女優の福原遥、声優の榎木淳弥、「ふぉ～ゆ～」の福田悠太の感染も発表された。

　感染者続出で演劇への影響も大きく、松竹は東京・新橋演舞場での舞台「有頂天作家」について、関係者計21人の陽性が確認されたとして、中止期間を11日まで延長すると発表。宝塚歌劇団は関係者の感染により、宝塚大劇場での宙組公演「NEVER　SAY　GOODBYE」を初日の5日から8日まで、御園座で予定の星組公演「王家に捧ぐ歌」を初日8日から17日午前まで中止すると発表した。

　1月に選手、関係者ら100人以上のコロナ陽性者が判明したプロ野球界は、2年ぶりに有観客で春季キャンプがスタート。ヤクルト・緒方耕一2軍外野守備走塁コーチの感染が発表されたほか、チームスタッフ1人が陽性判定を受けたDeNAでは、ドラフト1位・小園健太投手、大田泰示外野手が濃厚接触者の疑いで自主隔離となった。サッカーではJ1名古屋がトップチームの選手7人とクラブスタッフ2人の計9人、G大阪がトップチーム選手9人（1人はアカデミー所属）、トップチームスタッフ3人の計12人、神戸はトップチーム関係者1人の感染が報告された。