家族全員コロナ感染のベッキー 1人で2児の世話「もうパンク」「夫に『すみません、合流して』と」

2022年02月02日 08:59

芸能

家族全員コロナ感染のベッキー 1人で2児の世話「もうパンク」「夫に『すみません、合流して』と」
ベッキーと片岡保幸氏夫妻 Photo By スポニチ
 タレントのベッキー(37)が2日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)にVTR出演。先月、家族でコロナに感染した中、療養と育児の両立について語った。
 ベッキーは1月18日未明に発熱し、PCR検査の結果陽性。夫で元巨人コーチの片岡保幸氏も感染を発表。2人の娘も感染した。

 リモートで応じたベッキーは「今回のコロナ感染を通して自分なりに感じたこととか、これは皆さんにお伝えしたいなと思ったことがあったんです」と語った。

 2019年に結婚し、普段の日常について「手が空いてる方がやる。料理、洗濯は私、掃除機と畳むのは夫という感じで。夫は巨人にいたんですけど、退団して今はお仕事のペースもわりとゆったりなのでけっこう協力してくれています」と明かした。

 そんな中で、片岡氏に異変が。「16日夜くらいから夫が倦怠感を感じ始めて微熱がありました。微熱だったので大ごとではないだろうと家族みんなで過ごしていたんですね」としたが、翌日に38・5度の熱。「その日のお仕事をキャンセルして病院に行きました。そこで夫は抗原検査を受けたんですけれども、そこで陽性。えっ?!っなって」。その時はベッキーも子供も症状がなく、まず「夫だけ隔離しました」と振り返った。「夫が使っていいのは、自分の部屋と2個目のトイレだけ。トイレも分けようと別々に過ごしていました」と完全に隔離した。

 1歳の長女と授乳中の次女の世話を1人ですることになったが、その日の夜にベッキー自身が「悪寒を感じ始めて。部屋は25度あるのに、ダウンジャケット着ても寒いという状態。子供たちも熱が上がり始めた」と症状が出始めた。特に子供たちがぐずってしまったのが大変だったという。「本人たちはたぶん、つらいとか暑いとか理由があるんですけど。2人とも抱っこしてほしい、何がなんだかわかんないという感じでぐずっている。だけど私は私で起き上がるのもやっと。本当は何もしたくない。体も痛いし、ずっと寝ていたいけど、ほっとくわけにはいかない」と、もどかしかった心境を語った。

 さらに「これはいろんなご意見があると思う」とした上で「まだ私のPCR検査の結果は出てなかったけど、これは絶対コロナだと。1人でぐずる子供2人見るのはあまりにもしんどかった。なので、夫に『すみません、もう合流してください』と4人でお互い助け合いながら見ることになりました」と、やむを得ず片岡氏の隔離を解いて対処した。

 ベッキー自身の症状としては「頭痛がひどかった。大きい手で頭をギュッとつかまれて、さらにギュッとやられている感じがずっと続いた」という。寝かしつけは夫婦で行ったというが「一晩中うなっている感じだった」と子供たちは2人とも40度近くまで発熱。咳や鼻水の症状も出た。

 一方で、子供たちは「何をしてもぐずっている。ずっと泣き声を聞いていると精神的に参ってしまう。してあげたいけど、してあげられない。自分を責めちゃうしどうすればいいかわからない。もうパンクです、いわゆる」と明かし、相談センターに電話して「泣きながら相談乗ってもらったりして」とした。

 また、救いになったのは家族やマネジャー、スタイリスト、友人らのサポートだった。「ハリセンボン」近藤春菜からは鍋の差し入れがあったほか「(女優の)安藤サクラちゃんが『私動けるよ』って言ってくれたので、フルーツと氷枕をお願いしたんですが、その時にお豆腐もつけて届けてくれた。食欲なかったんですけど、お豆腐はつるんと食べられて。うれしかったです」と感謝した。

 現在、子供たちは咳が少し残る程度まで回復。「お父さん、お母さんがかかって、子供たちもかかった時、自分たちで頑張らないといけない人たちをどうサポートしていくか。今後の課題な気がします」と述べた。
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