来春朝ドラ「らんまん」 制作統括・松川氏 主演の神木は「見てるとワクワク楽しい気持ちになる俳優」

2022年02月02日 12:31

芸能

来春朝ドラ「らんまん」 制作統括・松川氏 主演の神木は「見てるとワクワク楽しい気持ちになる俳優」
2023年度前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」の主演に決まった神木隆之介 Photo By 提供写真
 NHKは2日、2023年度前期の連続テレビ小説が日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルにした「らんまん」、主演が俳優の神木隆之介(28)に決まったと発表した。神木の朝ドラ出演は07年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目で、初主演。男性主演は20年前期「エール」の窪田正孝(33)以来3年ぶりとなる。
 朝ドラ通算108作目。明治維新から大正・昭和、激動の時代の渦中、高知と東京を舞台に、主人公・槙野万太郎(まきの・まんたろう)の喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を、美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描く。牧野富太郎(1862―1957)をモデルに、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成。原作はない。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家の長田育恵氏が手掛ける。

 制作統括の松川博敬氏は「タイトルの『らんまん』は春爛漫の『らんまん』、そして天真爛漫の『らんまん』です。花がらんまんと咲き誇って植物の生命力が旺盛な様子を表すとともに、主人公の万太郎くんが笑顔で明るく天真らんまんに突き進んでいくさまをイメージしました」と説明。「明るい春のスタートにふさわしいタイトルだと思いませんか?」と投げかけ、「主演は神木隆之介さん。見てると何だかワクワク楽しい気持ちになる俳優さんです」とコメントした。

 「そしてモデルは天才植物学者の牧野富太郎さん。大好きな植物のため、どんな困難にもめげず一途に突き進んでいく、ぶっ飛んだ傑物です。何だか明るい“朝ドラ”になりそうな予感がしませんか?毎日、朝が来るのが楽しみになるようなドラマ『らんまん』を誠心誠意お届けしたいと思います」と意気込んだ。
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