橋下徹氏 佐渡金山の世界遺産推薦に「全会一致原則を強化したのは日本。国民に伝えた上で論戦を」
2022年02月06日 13:53
芸能
その上で「これは確かに記憶遺産の話で、今度は建造物の世界遺産の話になってくるんだけど、日本は政治的に紛糾したものは登録しないというユネスコ改革をやったんだったら、今回、韓国と論戦するのはいいんですが、行けーと言って韓国と紛糾をガーとやっていったら基本的に登録できない話になるんですよ。もちろん記憶遺産と世界遺産は別だとかいう意見はあるんだけど、まあこれは通らないわ。だって記憶遺産の時に紛糾する案件は登録させないってこと言ったんだから、世界遺産でもそうなる」と自身の考えを述べ、「それを国会議員に聞いたら、知らない人がすごく多い。論戦して勝利をするんだと、それで登録を目指すんだと。ちょっと待ってよ。今のユネスコのコンセンサス主義、全会一致原則を強化したのはまさに日本なんですよと。紛糾すれば紛糾するほど登録できない」と指摘。
そして、「僕は登録できないこと前提に戦え派なんでね。それは1つの意見でいろんな意見があると思うんだけど、登録できないこと前提に戦えってことなんだけど、安倍さんはテレビの中で推薦決定した方が登録の可能性が高いって言ったのは、ユネスコ改革の紛糾したものは登録しないようにするっていうようなルールにしたこと、ここをちゃんと国民に伝えなきゃいけないんじゃないかと思う」と話した。