俳優菅田将暉(28)が主演を務めるフジテレビ「ミステリと言う勿(なか)れ」(月曜後9・00)。1月10日に初回が放送されると、民放公式テレビポータル「TVer」では歴代最高の再生回数を記録した。思慮深い大学生の主人公が知り得た情報をもとにしゃべり続けて事件を解決するミステリー。
放送時間帯は同局の看板ドラマ枠。プロデューサーの草ケ谷大輔氏は「“月9だから”というのは意識していない。どの枠でも面白いドラマを作ることに変わりはない」と語る。「ただ、お子さんからお年寄り、サラリーマン、主婦など幅広い層に見ていただける時間帯。主人公が多様な視点や価値観を発信する今作はさまざまな世代に受け入れられている」と分析する。
1987年にスタートした「月9」からはこれまで多くのヒット作が生まれてきた。
「今作もそうなってくれるポテンシャルがある。もちろん、続編や映画化なども期待していてくれて構いませんよ」。早くも楽しみが増すようなコメントが飛び出した。