今秋朝ドラ「舞いあがれ!」父・高橋克典&母・永作博美&兄・横山裕が朝ドラ初出演!祖母は高畑淳子
2022年02月07日 14:00
芸能
ヒロインがパイロットを目指す朝ドラ作品は浅茅陽子が主演した1976年前期「雲のじゅうたん」以来、約45年ぶり。
桑原氏は脚本執筆のほか、2011年の宮中歌会始に入選するなど歌人としても活躍。20年、阪神・淡路大震災から25年の節目に制作された柄本佑主演の土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」で自身の被災体験も生かし、連続ドラマの脚本を初担当。好評を博し、今作につながった。
高橋が演じるのは、舞の父・岩倉浩太(いわくら・こうた)。東大阪の町工場を経営する2代目社長。
永作が演じるのは、舞の母・岩倉めぐみ(いわくら・めぐみ)。長崎県の五島列島出身。大学時代に浩太と出会い、中退して駆け落ち同然で結婚した。
横山が演じるのは、舞の3歳上の兄・岩倉悠人(いわくら・はると)。油の匂いと機械音がうるさい工場の町が子どもの時から嫌い。勉強が得意でプライドが高く、早く工場町から抜け出して大金を稼ぎたいという野心を持つ。
高畑が演じるのは、舞の祖母・才津祥子(さいつ・しょうこ)。五島列島に住むめぐみの母親。
▼高橋克典 初の朝ドラ、主人公の父、大阪弁の役ということで、クリアしなければならない条件が多々ありますが、家族を愛し、娘・舞の夢を支える、温かい父親を演じられたらと思います。大空を仰ぎ、大空に思いを馳せ、この長引くコロナ禍で塞ぎ気味の心を、晴れやかにできるようなドラマになるよう尽力したいと思います。
▼永作博美 「舞いあがれ!」というタイトルにふわっと持ち上げられたような気がして。私の想像の中で、風の吹き抜ける長崎県五島の海はとても美しく見えました。見てくださる方々にもふわっと風が吹いていつもよりも軽く、2、3歩前に進めるような…そんな朝を届けられたらいいなと思います。ただ相手は風です。たまに煽られていると思います。そちらも是非楽しんでください。
▼横山裕 僕の周りに連続テレビ小説を見ている人が多く、その話をすることが多かったので、まさか自分がと思いました。本当にうれしいですし、大変光栄です。悠人という人物は自分をしっかり持っていて合理的で、どう演じようか僕自身もワクワクしています。ドラマを通して、悠人と一緒に成長できればと思います。是非皆さん見ていただけると幸いです。
▼高畑淳子 五島列島の島で逞たくましく一人生活している、ちょっと頑固で不器用な、祖母・祥子を演やれることをとても楽しみにしています。人を包み込む美しい海・豊かな地・大きな空を皆様に感じていただきながら、娘や孫を見守っていきたいと思っております。
▼制作統括・熊野律時チーフ・プロデューサー 素晴らしい方々にご出演いただくことが決まり、舞いあがっています!父親役はヒロイン・舞を応援し、優しい笑顔と夢を語る情熱を表現していただける方をと考え、高橋克典さんにお願いしました。母親役は、町工場と家族の両方を支え、舞とぶつかったり、助け合ったりしながら、自身も大きな挑戦をすることになります。深い愛情を持って懸命に生きる母を、永作博美さんに是非演じていただきたいと思いました。兄役は横山裕さん。野心家で人を怒らせるような発言をしながらも、憎み切れないユーモアを持つ男性を魅力的に表現していただけると思います。舞を見守り続ける五島に暮らす祖母役には高畑淳子さん。島の人々と自然とともにたくましく生きるおばあちゃんが、ヒロインの人生に大きな影響を与えます。個性豊かな家族が、追い風にも、向かい風にもなりながら、ヒロインが夢を抱いて空高く舞いあがる人生に深く関わっていきます。秋からの放送を楽しみにお待ちください!
▽あらすじ ものづくりの町・東大阪。ヒロイン・岩倉舞は町工場を営む両親と兄の家族4人暮らし。引っ込み思案だったが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母のもとを訪れ、広い空に力強く舞い上がる「ばらもん凧」に魅入られる。「あんなふうに空高く飛びたい」。空への憧れはパイロットになる夢へと膨らむが、想像以上に厳しい道のりが待ち受けていた。