橋下徹氏 北京五輪聖火リレー最終走者、ウイグル選手起用に「僕はやりすぎだと思う」

2022年02月07日 10:03

芸能

橋下徹氏 北京五輪聖火リレー最終走者、ウイグル選手起用に「僕はやりすぎだと思う」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が7日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。北京冬季五輪の開会式で、聖火最終走者に新疆ウイグル自治区出身のウイグル族の選手を起用したことに言及した。
 北京五輪では、米国などが新疆ウイグル自治区でのウイグル族らへの人権侵害を理由に「外交ボイコット」を展開しているが、4日の開会式では、ウイグル族でノルディックスキー距離女子のジニゲル・イラムジャン選手が聖火リレーの最終走者を務めた。

 橋下氏は「五輪自体は選手の皆さんに本当に頑張っていただきたいと思うんですが、ウイグル族の選手が聖火リレーの最終ランナーになったことは、僕はやりすぎだと思います」と言い、「ウイグル問題は、国際問題になっていて、西洋諸国もこれはある意味、中国にすごいクレームを出しているところなんですね。IOCはそういう問題は横に置いて五輪を進めていこうとしてきたんですが、やっぱり最終ランナーにウイグル族の選手を入れるということは、これはある意味、中国のある種のプロパガンダ」と指摘。そして「東京五輪の時に五輪のマークをどこにつけるかということを、東京都知事が決めようとしてもIOCは“それを決めるのはIOCなんだからそういうことを言うな”とガツンと言ってきたらしいんですよ」とし、「それくらいの力を持っているんだったら、最終ランナーはやめてくれと。ほかの順番でやってくれということくらいIOCはやるべきだと僕は思っています。ただ選手には頑張ってもらいたいです」と自身の考えを述べた。
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