ユーミン熱烈エール 羽生に「春よ、来い」、恒例・冬の苗場ライブから「涙が出るくらい応援します」
2022年02月08日 05:30
芸能
![ユーミン熱烈エール 羽生に「春よ、来い」、恒例・冬の苗場ライブから「涙が出るくらい応援します」](/entertainment/news/2022/02/07/jpeg/20220208s00041000014000p_view.webp)
2018年から羽生がエキシビションなどで披露するプログラム曲として「春よ、来い」を取り入れた縁で、19年に日本テレビ「24時間テレビ42」の企画で共演。松任谷の生歌で羽生が滑るアイスショーを展開した。
松任谷は「生で滑っている姿は圧倒。彫刻が動いているかと思うくらい美しかった」と振り返る。アスリートにとっての夢舞台となる五輪。「その本番でスイッチが入ったら、どんなオーラをまとわれるのか…考えただけで卒倒しそう」と話した。
19年の共演では18年発生の北海道胆振東部地震の復興を願い、羽生は「いろんな意味のある“春”が届いたらいいな」とコメント。20年全日本選手権では、コロナ下の世界に「少しでも心が温かくなるような演技をしたかった」などと語り、メッセージを届けたい場面で「春よ、来い」でパフォーマンスを披露している。松任谷は「近年で最もうれしかったことの一つ。私のキャリアもここまできたか!と思いました」とほほ笑んだ。
19年共演の際、羽生に「できるだけ長く、高いレベルを維持し続けて」と伝えた松任谷。自身は第一線を常に走り、今年7月にデビュー50周年を迎える。この日のライブでは全22曲を歌い上げ、ヒップホップ系の演出でストリートファッションに身を包むなど常に自分を更新している。
一方で羽生も北京五輪で前人未到の4回転半ジャンプに挑戦。トップであるために、互いに自分を磨いてきた。「負荷が掛かっても続けることが第一線に居続ける秘訣(ひけつ)。ぜひ本番でベストを尽くしてほしい」。苗場から北京へ、羽生に春の訪れを願った。