葛西紀明 高梨沙羅の失格は「ルール改正しないとダメ」「大問題になる」 代表には4年後のリベンジ期待

2022年02月08日 10:49

芸能

葛西紀明 高梨沙羅の失格は「ルール改正しないとダメ」「大問題になる」 代表には4年後のリベンジ期待
葛西紀明 Photo By スポニチ
 ノルディックスキー・ジャンプ男子で冬季五輪史上最多の8度出場を誇る葛西紀明(49=土屋ホーム)が8日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に生出演。北京五輪のスキージャンプ個人男子ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑(25=土屋ホーム)と師弟で出演した。
 小林は前夜のジャンプ混合団体を、「1人失格者を出してしまったんですけど、それをカバーしようとみんなパフォーマンスに集中できてました。一番悔しいと思う沙羅も2本目、あの状況、あの気持ちの中で凄くいいジャンプしてたんで、本当に凄いなと思って…」と振り返った。これを受けて、葛西は高梨沙羅の1回目がスーツの規定違反で失格となったことに言及。「これは相当、大問題になるようなポイントだと思うし、これはルール改正しないとダメだと強く思った」と指摘。その上で「沙羅選手を何度もハグして、『陵侑、カッコいいな』と思って、あの時、何か声をかけてあげた?」と質問すると、小林は「何かしゃべったんですけど、いい言葉も見つからないし、とにかく安心させてあげたいというか、自分を責めないでほしいというか…」と回想した。

 葛西は高梨の失格について、「まさかこのオリンピックで、そういうルールで失格になるっていうのは、ジャンプ競技の中でも風の次に理不尽なところなんじゃないかなと思います」とコメント。その理由について、「こっちに来て痩せてしまったり、うまくトレーニングできなかったりなどで、太もものサイズが小さくなったりすることもあるので、そういうところが引っ掛かってしまったんじゃないかというところですね」と推察。また、「よく4位まで巻き返した。ギリギリ8位で残って、しっかり最後までみんな力を出し切って巻き返した。これを教訓に次の4年後、リベンジしてもらいたい」とエールを送った。
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