宮崎美子(63)が9日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。米映画芸術科学アカデミーが8日に、米映画界最大の祭典、第94回アカデミー賞の各賞候補作品を発表し、濱口竜介監督(43)の「ドライブ・マイ・カー」が作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の4部門にノミネートされたことについてコメントした。
日本映画の作品賞ノミネートは史上初の快挙。原作は村上春樹氏の短編集「女のいない男たち」収蔵の同名小説。舞台俳優で演出家の主人公・家福(西島秀俊)が妻を亡くしてから2年後、広島の演劇祭に参加。寡黙な専属ドライバー・みさき(三浦透子)と出会い、自身の悲しみを見つめ直す姿を描く。発表・授賞式は3月27日(日本時間28日)にロサンゼルスで開かれる。
宮崎は「作品賞にノミネートですもんね、日本映画はアニメ映画だけじゃないぞっていうところが世界中に分かっていただけたら。これからの励みになりますよね」と自身の思いを話した。