間寛平 吉本新喜劇GM就任いきなり!若手育成する新劇場作る!「新喜劇祭」の開催もぶちあげた

2022年02月09日 14:48

芸能

間寛平 吉本新喜劇GM就任いきなり!若手育成する新劇場作る!「新喜劇祭」の開催もぶちあげた
間寛平 Photo By スポニチ
 タレントの間寛平(72)が9日、都内で吉本新喜劇のGM(ゼネラルマネジャー)就任会見を行った。新喜劇の若手を育成する新劇場の設立と、「新喜劇祭」の開催をいきなり発表した。
 「ほんま、やりますよ!」。ピンク色のド派手なスーツでやる気満々に登場した寛平。昨年6月に吉本興業の岡本昭彦社長から「若手を育ててほしい」とGM職の打診を受けた。「僕がまだ育ってないんですけど…。育ってないのに育てるって大丈夫?って言いました」と笑って振り返りながら、「この歳ですから、もう引退も考えた。でもこうして頼まれて、僕でも必要と言ってもらえるなら、頑張ろうと引き受けた」と経緯を明らかにした。

 1974年に24歳の若さで座長に就き、そこから全国区の人気タレントへと上り詰めた。現在の新喜劇の座員は109人おり、「必ず大スターつくります」と誓い、「あれやったら、僕のギャグをあげます。“いらん”て言われるかも…」と笑った。

 GMとしての“初仕事”に早くも着手。「出られない座員もいる。劇場をつくりましょう。若い子が出られるような劇場を」とブチあげた。「漫才劇場は若い子が頑張って、そこかれM―1やキングオブコントに出て行く。今度は新喜劇劇場をつくってあげて、若手が精神的につらい時にも話し合う場所をつくりましょう。つくります!」と約束した。

 さらに「今年の10月10日に新喜劇祭をやろうと思います」と宣言。寛平を含めた座員110人から、ファン投票で選ばれた上位30人だけが出演できる新喜劇をやるというもの。「僕が30位に入れなかったら、チケットもぎりをやります」と、寛平も“新喜劇総選挙”に本気で臨むつもりだ。

 「かい~の」などのギャグを繰り出し、寛平らしさあふれた会見となった。最後は「GM」の意味を聞かれ、「みんな知らんの?“ジジイに負けそう”」とスベり気味だったが、これからGMとして新喜劇改革に乗り出す。今月から月1回の定例会見を開き、新たな施策を発表していく。
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