ぺこぱ・松陰寺　“一生に一度”高校生の修学旅行中止に「思いやりが主催者側にもうちょっとあれば…」

　お笑いコンビ「ぺこぱ」の松陰寺太勇（38）が、2日深夜放送のテレビ朝日系「ぺこぱポジティブNEWS」（水曜深夜2・36）に出演し、コロナ禍で中止が相次ぐ学生の「修学旅行」について語った。 　ぺこぱが“ポジティブなニュースしか扱わない”ハッピーなニュース番組。この日は、松陰寺が閉校する山口県の母校の高校を訪れ、3年生たちへ講演会を行った。松陰寺は、母校が閉校になることについて「寂しいですよね。後輩がこれ以上生まれてこないってことですもんね」と心境を明かし、「きっと先生もね、卒業生もみんな寂しい思いを持ってると思うので、そこをポジティブに変えられたらなんて思ってます」と意気込みを語った。

　講演会を終え松陰寺は「今の3年生は特になんだけど、高校入って2年生になったときからずっとコロナなのよ。修学旅行もないしイベントごとも全部なくなっちゃってるから、飢えてる感はあったよね。なんか楽しいことしたいとか」と振り返った。

　さらに、「だから僕も一つ言わせてもらうとしたら、高校生で行く修学旅行は生徒たちにとっては一生に一度なんだよね。だけど修学旅行を主催する行政だったりってのは年に一回なんだよ。だから重みが全然違ってきちゃって、生徒にとっては一生に一度なんだよっていう思いやりが主催者側にもうちょっとあれば。できたところも俺はあると思うんだよね」と語った。