金村義明さん 高梨沙羅に「やめないでほしい」とエール 失格の経緯には「モヤモヤが取れない」
2022年02月10日 22:13
芸能
また、「団体のチームのみんなが慰めてる姿ね。あれはもうウソじゃないし」とした上で「検査の方法をもうちょっと考えなきゃいけないですよね。なんか後味悪いですよね。1センチ、2センチのね、ユニホームの違反っていうのを指摘されたみたいですけど。今までオッケーだったのが急にダメになったとか。今、出ている情報でも、詳しくは調べてないんですけど、そこに(女子選手担当ではない)男性が入っていったとか。なんか、モヤモヤが取れないですよね」と続けた。
金村の現役時代にSNSはなかったが、番組MCのお笑いタレント、ふかわりょう(47)から「この距離感はどう思われますか?」と問われると「これはもう時代ですからね。でも、あの文面。僕も読ませていただきましたけども、あれは率直に沙羅ちゃんの意見が出てたと思いますしね。それをほかの人がどうのこうの(言う)よりも、本当の気持ちがね、この文面に出てるし。その文面を見て、泣きながら、また飛んだ姿に僕らはびっくりしましたしね。それでメダル獲れなかったのは私のせいって。ちょっと心配になるのが、自分の競技人生、もう責任取ってやめようかなみたいな文章が入ってたのがね。それはやめないでほしいですね」と高梨の心の回復を願った。
7日に行われた北京五輪ノルディックスキー・ジャンプ混合団体に出場した日本チームは高梨のほか小林陵侑、佐藤幸椰、伊藤有希の4人で新種目に臨んだが、先陣を切った高梨の1本目がスーツ規定違反で失格。それでも日本はあきらめず、合計点で4位に入った。高梨は大ジャンプだった1本目の失格を知って泣き崩れ、気持ちを切り替えて2本目にチャレンジ。飛び終わった直後に再び号泣した。翌8日に自身のインスタグラムを更新した高梨は真っ黒な画像を投稿した上で「今回の失格で日本チームみんなのメダルのチャンスを奪ってしまったこと、失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありません」「私の失格のせいでみんなの人生を変えてしまった。謝ってもメダルは返ってくることはなく、責任を取れるとも思っておりませんが、今後の私の競技に関しては考える必要があります。深く反省しております」などとつづった。